銀塩写真のこと

初めて当店の銀塩写真を利用しようと思っているお客様へ

アナログ銀塩写真のアクティブスタジオに辿り着きありがとうございます。こちらのページの後半にディープな銀塩写真の話がありますので、より深く銀塩写真の事をお知りになりたい方はどうぞご覧下さい。

さて、フィルムをデジタル変換しないレンズで焼く本物の銀塩写真をトライしたいのであれば当店のご利用をお待ち致しております。

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Web検索で銀塩プリントと検索しますと、印刷や、デジタル仕上げの俗にいうデジタル加工の銀写真と言われる業者サイトが出ます。例えばネガフィルムで撮影したネガであってもスキャナーでネガをスキャニングして01のデータ化したデジタル加工のプリントしています。

当店では2000年以前の銀塩写真のプロセッサー(1997年製QSS2301型)を使用しております。この機械は焼き手が判断してレンズで焼く機械です。そのプリンターや銀塩写真維持のため部品取り用に1台と1/2のパーツを用意して銀塩写真を継続しようとしています。

デジタル化以前は、一般的な方法の銀塩写真の現像機と言われていたもので特別なものではありません。当時はネガフィルムで撮影したら写真屋に出すと、同時プリントしてもらうイメージです。20世紀の銀塩写真を今も継続している店とご理解下さい。

銀塩写真を維持するという事は、日本の機械メーカーは部品保有期間を7年程度と見ていて、それ以降は保有部品を処分したり消耗品を少し保有するくらいになります。当店のBLOGを見て頂きましたら、修理している記事が沢山出てきます。自身で修理出来るものは、メーカーに確認しながら修理しています。2014年の正月に3日連続修理しておりました。注文されていたお客様にご迷惑をお掛け致しました。メーカーに同業者が修理依頼の見積をした所、桁違いの見積書がおくられそちらのお店は、銀塩写真から撤退しました。

銀塩写真を継続してこられたレジェンドに大阪のワタナベカメラさんがいらっしゃいます。私は面識はありませんでしたが、プリントの現場を銀塩写真ユーザーと共に作ってこられたと言う功績は大きいと思います。それには、大阪ナダールという集団とのコラボがあります。焼き手の現場や銀塩写真の仕組みを理解してもらう活動や銀塩写真の創意工夫に腐心されたという事です。

当地は東京でも郊外の大学が点在する田舎町です。そこに26年前中野区より撮影からプリントまで一貫生産できるスタジオとして、移転してきました。時代の変わり目で、デジタル化が進み撮影の形態が変わりました。17年前から、Webショップやデジタル印刷を早くから取り込み、『写真のネクストを提案します』という事をそキャッチフレーズにして紙・布・木・金属・衣料品に写真を転写する事も生業にしてきました。

折しも失われた20年で25,000店ありました写真店が、5,000店程になり最不況業種という事で、野放しの状態です。ある意味現代日本の象徴的存在であるかもしれません。

さて写真に興味がある方でも、誤解がありますのは、銀塩写真は全自動でフルオートメーション化され、デジタル写真のように,受付機に入力すると出てくるものという事です。35mmフィルムはDXコードで管理されて自動的にプリントされているのだろうという誤解です。よしんば自動の機能で、商売されて思考停止したお店は、デジタルに移行するか、この不況で止められているでしょう。

フィルムで撮ったらレンズで焼くというごくあたり前の事が、あっという間にフィルムで撮ったものでもフィルムをわざわざスキャナーでスキャニングしてプリントするデジタルプリントのことを多くは銀塩プリント(デジタルプリント)という名称で販売されています。
FUJIFILMは銀塩写真とデジタルのものを区別する為に銀写真という言い方をしています。

当時も、現在もどのように写真が出来ているかは、バックヤードでやっていたり、さほど興味がなかったりで、何でこだわっているのか分らないと思われるかも知れません。しかし食品の時に騒ぎになった食品偽装という問題になりました。
理解をして、納得していれば、いいと思うのですが空気を読むという曖昧な形では、説明した事にはなりません。微妙かもしれませんが、遺伝子組み換え食品かそうではないかは、食品表示を義務づけられています。体を作る食品ではないにしても、工程の違い、その微妙さの違いは説明する範疇ではないかと考えます。
フィルム・印画紙には食品のように、賞味期間のような有効期限があります。製造から一定期間で変色もします。

フィルムで撮ったものをデジタル化せずにアナログ的方法でプリントしていて、音でいいますと、アナログ的なものは、レコード盤に該当します。フィルムがアナログであってもレコード盤や流行っている音楽テープと違うのは、フィルムに光を当てて印画紙に露光をして焼くことで銀塩写真ができますが、フィルムをスキャニングして、仮想データを焼くデジプリは、アナログではない。というトリッキーなものが、今や主流になってしまったという悲劇です。

はじめてのお客様から事前に電話がかかってきて、近隣の写真店を回り、ネガと当時のプリントをセットに持ってこられました。トリミングをして、9年前の私をこのネガから焼いて欲しい、というものでした。デジタル機でトリミングされたプリントもプリント袋に入っていました。そのデジタルプリントは、コントラストが強く9年前のものとは違っていました。ネガカラーは、保存状態にも依りますが4〜6年位で変色してゆきます。ネガにも依りますが失われた色を補い焼きますと、見分けがつかないくらいに補正で銀塩写真プリントが出来ます。その女性はたいそう喜ばれました。

これからもWeb上で可能な限り、銀塩写真とは、B&Wのネガを焼くとどのようになるのか?とか、従来断られてしまったフォーマットのプリントができるものなのか?というような、絶えずチャレンジャのような姿勢で積み上げてゆきたいとこれからも考えています。
銀塩写真は工程上フィルム現像〜プリントという流れになります。フィルムユーザーが激減しております。当然たまにしか、フィルムがこないような、ラボでは、フィルム現像液自体に問題があるような事例が何年も前から出ております。一貫した流れがご希望でしたら、未現像フィルムをお送り下さい。

只時間の経過した古いカラーネガは、被りがでて、黒ずみが酷い場合は、プリントが困難なものもあります。それはネガマスクにネガを通しても残念ながらスルーしてフィルムのオレンジ色っぽいバーコードを読み取れず反対側から出てきてしまいます。フィルムは、温度の乱高下にも敏感ですし、製造から一定期間を過ぎますと、負の方向に向いてしまうデリケートなものです。
銀塩写真のプリンターであるQSS23型をイタリアのダースト社のデジタルキャリアで焼く方法もありますが、当店ではそのデジタルプリントの方法はやっておりません。インデックスプリントも用紙の供給も終了し現在は承っておりません。

昔ながらの20世紀後半からの伝統的方法で、フィルムで撮ったらレンズで焼くというアナログな銀塩写真店があってもいいという思いで継続して実働しているQSS23型が現存するモノとして国内唯一と言われております。

(有)アクティブスタジオ
店主拝

フィルム郵送サービスご注文指示書(PDF)※2017年2月13日に内容を更新致しました。最新版のフィルム郵送サービスご注文指示書(PDF)をご利用下さい。

※ご記入漏れがないようにお願い致します。
※メールにてご連絡をしておりますので、メールアドレスのご記入をお願い致します。

プリントの濃度(濃さ)について

当店でプリントをご依頼されるお客様のなかで、「濃く焼いてほしい」といお客様がいらっしゃいます。
一概に「濃く」と言われましても幅がありますので、当店では4段階ご用意致しました。

標準プリントはフィルムのアルゴリズムから設定して焼き手が濃度調整して焼いているプリントです。
見本写真は望遠レンズで撮影して曇天でもやがかかっています。手前の人物の肌色、手前の戦車のディティールと遠景の緑の霞の具合・空気感がリアルに一枚のプリントにISO400のフィルムらしい階調が出ています。
NB-1からNB-4までの4段階ご用意致しました。
当店おまかせのお客様は標準でお焼き致します。

関西を中心にワタナベカメラさんの独特な手法と言いますか?当店のフジCAという印画紙ではなく、プリンターもKonica製でしたので、印画紙もハイコントラストの印画紙をずっとお使いだったという事だったのです。仕上がりも黒が締まる色調で、濃く焼くプリントに仕上がります。この度Kodakのデジタル印画紙をご用意しました。それをポジ風印画紙と当店で名付けました。そこで郵送のお客様で濃い味付けの写真がご希望の方はNB-何番と、ご注文提示書にお書き下さい。(但しポジ風印画紙のサイズは127mm幅ですから、2L・キャビネのみでプリントが可能です。)

※お客様の環境によって、濃度やコントラスト、色味などの見え方に違いが生じます。あくまでも目安として判断して下さいますようお願い申し上げます。

ポジ風印画紙(印画紙のサイズは127mm幅ですから、2L・キャビネのみでプリントが可能です。)

※お客様の環境によって、濃度やコントラスト、色味などの見え方に違いが生じます。あくまでも目安として判断して下さいますようお願い申し上げます。

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