銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

最近の連鎖は良くない連鎖、次は良い連鎖を!

2009.6.30

今、はやり言葉になりつつあるのが、ユニクロ隠し、ユニバレというように人と同じ、ユニクロを着ている自分を隠したがる。

ユニクロはダサイ。しかし、衣料品を商材として10年以上扱っている視点でみると、昔は確かに緯糸にこんなの使うなよというように、延びたものが結構ありましたが、最近の機能性を備えたドライ系のもの等はあのバーゲン価格ではお買い得だと思います。

ベイシックなものに反発しようとする力が一部で働いているのかもしれない。

底流に人とは違う、没個性の時代に人とは違う。そして尖っている自分を見てというように若い世代の多くは、考えているのだろう。インナー、Tシャツでは、相当の数がでている事は確かだ。

セゾンカードのCMで日本人への説得の為の決め台詞は『 皆さんそうなさっております』という悪しき伝統 右ならえなのか?

フィルムからのデジカメプリントにも皆さんそうなさっております。という事なのか?

ひょっとして、カメラもあえてトイカメラを使い、あえてデジカメではなくロモを使う。ファッションカメラなのか、こだわりなのか、若者にそんな風潮があるのかもしれない。

うちに現像をもってきて下さるロモの使い手は魚眼レンズのついたシルバーのタイプでした。レンズの周辺の切れ味は、大昔のケンコーのプロクサータイプの魚眼レンズより数段上質でした。

ロモの誕生から25年がたち、誕生パーティも根津美術館の向かいのショップで行われたようです。

ロモのようなフィルムカメラにこだわるのであれば、格好から入るのも大切だと思う、

フィルムを入れずに空フィルムなんちゃって!というようにファッションからもOKなのですが、写す道具である以上、デジ焼き(富士フィルムのいう銀写真)ではなく、本物の銀塩写真で焼いてほしい、本物を知らずに育った子供たちが沢山いて、その違いは比較すると分る物です。

毎日デジタル画像のTVで洗脳されている訳ですが、まだ今なら本物の銀塩写真が安価に体験出来るけれども、実際あと何年持つかは神のみぞ知る。

セブンイレブンへの排除命令ではないけれど、メーカー等の外圧は相当なもので、銀塩写真で頑張っている経営者が口を揃えて言っています。

一九さんの故障が連鎖しておりましたが、BLOGのほうが停滞したのには訳がありMAC G5のロジックボードが壊れ51450円かかりました。

電源部とロジックボードが疑わしかったのですが、両方だったらパーツ代でMACのサポートの方が安価で、電源部でも、儲け物のはずだったのですが、賭けにでましたが、負けました。

残念、残念繋がりで、ポジフィルム「コダクローム」の生産を終了すると発表した。日本では以前からで、アメリカでも終了ということなのだ。耐変色性などに優れることから芸術性の高い作品向けに良かったのに、ロットでむらがあり、独特のクセもあり、フィルターファクターが NON というフィルムを買いだめして使っておりました。

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