銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

本物銀塩とググッて見たら?出るは出るは! 本物が続々

2009.8.5

日本カラーラボ協会という団体があり、そこには資料館というページがあり、ミニラボ、写真店、プリント枚数等の資料が記載されている。

写真プリントの総需要推移フィルムプリント<銀写真>デジカメプリント<銀写真>というように表記している。

そこには 08年 デジタル化率78%で14200-11089=3111でアナログ機(銀塩写真プリンター)が3111台が存在している事になります。銀塩写真を処理するプロセッサーが数字では存在する事になっています。

F社系、N社系、KM系のペーパープロセッサーが販売されていた訳ですが、昨年N社系で700台の消滅していると言われているのでこの数字は、現実をどこまで捉えているだろうかと言う疑問が残ります。

本物銀塩とGoogleでググッてみてください。そうするとこの日本カラーラボ協会加盟のラボで、ソースに堂々と<title>、、本物銀塩写真、、、<title>というデジタルプリンターで処理している会社です。はてな でもリスペクトされているようです。

敢えて本物 等という言い方をするかな? 本物銀塩 です。デジタル機でデジタル化のプロセッサーであれば銀写真という言い方が定着して、言い方の住み分けができています。

ついうっかり、銀写真と銀塩写真を間違えたという物ではありません。何故なら、この日本カラーラボ協会でははっきりと<銀写真>という名称を使っております。デジタル現像機を使っていると表示している訳ですから。

見出しにまで事もあろうに 本物銀塩 という名称をSEO・SEMを意識してかタイトルにまで入れております。Googleでも1ページに表示されています。

これは20世紀の0円プリントの時の商法と酷似している。元々F,Kのフィルムメーカーの末端の系列ラボがやっていた商法で公正取引委員会から是正の勧告をうけている。

21世紀も9年と半分も過ぎ混乱期に銀塩写真と銀写真の使い方の間違いや、混乱はあったけれども各メーカーもデジタル処理は<銀写真>という方向に落ちついてきている。フィルムに露光してえるプリントとフィルムをスキャナーでデジタル化したデータをデジタルプリンターでえるプリントには違いがあります。

今週だけで2台フィルムコンパクトカメラを修理に出した所、部品が無いと未修理でメーカーから戻されました。CANON オートボーイEPOなのでまだ部品は無くならないだろうと思いましたが、残念ながら、フィルムカメラがNGになるとフィルムには戻らないのです。

以前、この流れを止めたいと考え、ベテランの修理技術者に相談し、循環システムをビジネスベンチャーとしてできないものかと考えましたが、メーカー側の同様の壁で上手く行きませんでした。何方か銀塩写真を愛する若者でビジネスベンチャーを立ち上げてくれないでしょうかね!幸い日本にはフィルムカメラをいまでも作るメーカーもノウハウもあります。

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