銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

マガジンと印画紙の有効活用について

2009.12.4

19さんのマガジンは当然ノーリツ鋼機製のマガジンです。そのマガジンには、国内製造の明室タイプの印画紙は簡単に使用できないようにしているのか?、富士フィルム製印画紙の紙筒の直径サイズを小さく加工してあります。それが、明室タイプとして、販売されております。

海外製造の印画紙は為替や輸入業者etc.の事情で価格は変動します。

安定的に仕入れる為にも画像のような一手間かけるだけで、品質の良いフジカラーの印画紙が活用できます。

デジタル用の印画紙が市場に多くなりました。しかし銀塩写真の事を理解してデジ焼きとの違いを知っているいるユーザーは確実にいます。

ネット上で本物銀塩?とうたっているデジタルプロセッサーの会社が低価格をうりにしていますが、デジタルデータをプリントしている銀写真に過ぎません。

デジタルデータはdpiの制限を受けます。しかし、アナログのフィルムと印画紙はフィルムにハロゲンランプの光で露光して、化学変化で生まれます。その為、拡大すると粒子が出て荒れたりもします。そこにフィルムと印画紙の相性がアナログ印画紙にはあります。

デジタルの大波の影響でフィルムの事を知らない子供達をつくりました。

しかしロモなどトイカメラから始める親の世代が少しではありますが、増えています。

デジタルカメラが普及し、パソコンを使う人も増え、データとしてフィルムカメラで撮りプリントをせず、現像だけを依頼する方が、少しづつではありますが、増加しております。

ネガ現像したフィルムをデータとして扱い、それをサイトや、BLOGにアップしているようです。違いの分る人間になるこれって重要です。

上にあるのが、明室タイプの印画紙で下の紙筒に暗室で巻き取ります。

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明室タイプの印画紙と紙筒の径に注目

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