銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

ライカで撮ってもデジタルプリントしていたらどうよ?

2010.6.23

お客様のライカユーザーからはライカが止めてもフィルムで撮るからというメールが着ました。

その方は、アンジェニューのオールドレンズでフィルムでしか撮影されません。

逆光で特徴であるゴーストが出ます。しかし存在感のある出来上がりは、素晴らしいの一言です。別のお客様がその2Lのプリントを見て凄いレンズだね!何処のレンズと聞かれました。

分かると言う事、共有出来る価値観。目が肥えているという事が重要です。

WEBでライカの情報が飛び交い。銀塩撤退のBLOGでは、銀塩派を語りポジからのデジ焼きは不問?実際デジ焼きに気がつかない程度の派手好みなのでしょうか?

ブローニーのデジ焼きと銀塩写真の比較は以下にあります。

http://www.activestudio.net/ginen/ginen.html

よくあるライカユザーはお客様の特徴で、機材自慢で終始し実際銀塩写真プリントを依頼してきません。

今迄フジでいう120サイズ、はご来店のお客様と、19さんの事を理解している郵送のお客様分はお受けしておりました。

しかしそうばかり言っていられないので、環境整備をしてからと考えております。

19さんでブローニーネガのプリントをする場合、ネガチャンネル、ミラートンネル、レンズチャンネル、ユーザーチャンネル、という影響を与えるファクターがあります。

これらが、最適ではないとプリントが綺麗には出来ない。

手焼きと同様の時間と手間がかかります。

環境整備と言ったのには訳があります。両手を使いながら更に片手でコンプレッサーのエアーでほこりを飛ばしております。ブローニーですと、侭ならないので、フットスィッチを付けネガキャリアにセットしようと整備しております。

ほこり対策のエアーパーツに中々良い物が無く、バラバラのメーカーで5件のホームセンターと、国産のエアーツールメーカーの製品と輸入メーカーの製品でようやく形になりそうな状態になりました。

井上陽水さんの歌を昭和歌謡の中森明菜さんが唄った♪♪♪『飾りじゃないのよ涙は』をカメラに置き換え

『飾りじゃないのよカメラは』もう一度フィルムを入れて撮ってみては!

程度のいい銀塩カメラが中古市場に安く出ております。

さて、写真はフィルムを入れ写真という完成形にするという形がかってありましたが、この10年で

デジカメは画像であり画像は滅多な事では、焼かない存在になったようです。

形にする事で写真として存在するのですが、画像データでは忘れられた存在でツールがないと見れない存在で、画像は直ぐに古くなる存在でもあるようです。

歌舞伎座も立て替えられるという事で、周辺では渋滞がおきケータイでもデジカメでも撮る事で満足し、完結し、撮った人の何人がプリントした事だろう。

その昔、歌舞伎座の奈落を撮影した時、横長のあまり大きくない蛍光灯がぽつぽつあった通路の光景が思い出される。あのネガは今何処にあるだろう?

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