銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

高感度フィルムでは、プリントする時に最良のものが出来るようにできているんだと再認識する。そして、スキャンデータとの違いが大きいのが分かる。

2011.12.24

富士のデジタルダイレクトプリントも、止めるものが出てきております。

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このところ、使い捨てカメラも高感度フィルムが多く使われております。

結果として、ストロボだけでなく、定常光でも露出オーバーが増え、銀塩であっても高感度フィルムの露出オーバーは中々奇麗に焼けません。

本来は、高感度フィルムでも、ユーザーが一番使うサイズでは、明らかに銀塩写真の方が、デジタルの銀写真よりも高画質です。

インターネットでは、スキャナーで出た画像を評論しているようです。フィルムは銀塩写真でプリントが最良になるように作られているものであり、様々なインターネットの環境で見ているもので、自身でフィルムを使い銀塩写真でプリントして鑑賞し、印象を、語ってほしいものです。

フィルムテストをするにしても光源、色温度、フィルムメーカーのアルゴリズムや、グレースケールやカラーチャートを添付して、更にモニターも調整して、WEBにUPしてもらえますと、参考になります。

うちでも、ISO1600のフィルムで、拡大比率で限界値の90%でプリントを焼いたものと、スキャナーで取り込んだ画像を同比率で、作成しましたものを、PC上で比較しましても、その実力は比べ物になりません。フィルムの不思議さを感じます。

2011年 年末いつまでも、これだけ多くのの種類のフィルムを使える時代は、将来的にあるとは、冷静に見てないでしょう。

自身の眼で、撮影したときの、印象色にこだわって、様々なフィルムをとっかえひっかえ使ってもらいたいものです。

年末、巷では、オランダのフジ印画紙が1月まで入ってこないという事が話題になっていました。

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