AsサイトでもこのBlogで説明をする事になっておりますがそれは、
得意の後回しです。
一九さんでは、このようなプリントの設定はありませんでしたが、
二三型では、グレーでこんな管理をしております。
光源であるものは100V 650Wのハロゲンランプを使っております。
引伸し機の場合は、写真電球というのが光源です。
その光源が、フィリップスのハロゲンランプです。
ネガまでの途中には、まずランプソケットにこの電球は固定されております。
ランプの傘になるもので集光して、フィルターで光源の調整をして、
露光値をさらに調整して、ランプハウスのシャッターで細かにコントロールして印画紙に
露光を加えます。
そこのところまでが露光部でそのプリントが現像液、定着液、で脱銀して、
四升の洗浄液で洗われて、乾燥して出てくるのを待ちます。プロセッサー部です。
全体の流れはこんなところです。
そのランプソケットは、9ヶ月毎に交換を強く、求められているパーツです。
現像機としては、3台目の機械ですが、ずっと言われるがまま、交換しなければ
いけないという、凄い強迫観念にとらわれていました。
信頼できる技術者に、9ヶ月毎という制限?の根拠は一体何処から来るのですか?
と尋ねましたところ、ハロゲンランプの細かな光源調整を繰り返しやると、
碍子の電極にカーボンが付着し電圧が低下するという事らしい。
プラグのNGK(日本碍子)が有名で、磁器だったり、ガラスのような素材で
ソケットが重要という事です。
今後、ないものは、造るしかないので、秋葉を回れば、何とかなると思いますが、
ざっと、個別のパーツの紹介します。
ハロゲンソケットでウシオ電機製だと思うのですが?
あとは、耐熱コードが、同類の製造会社二宮電線工業、石川特殊電線が製造しているもので
いけると思います。
コネクターは、P-187です。
見ず知らずの方が、電話や、メールで、質問をされますが、それはそれとして他の写真店が銀塩を止める事を
非難される方が、いらっしゃいますが、2012年のこの時期まで、銀塩写真を続けてやられて
いる方は、一部品でも、止めざるを得ない状況に追い込まれながら、続けています。
お客様は、気に入らなければ、来なくなります。言わば、そのような関係性です。
それでも、銀塩を続けたいと言う、何かがあるから今も日々続けています。
お客様とも接点であり、現像機械も数千の接点の集合体です。
機械を一日でも、止めるとおかしくなるという、思い込みが自分にはあります。
3台の機械を使い倒した経験値です。機械が壊れる時は、いつも休み明けに起こります。そして機械が怒るのか?
あの311の輪番停電で、一九さんが過電流で、電源基板が飛んだ時も 東電は、政府の決めた事を実行
しただけで、そこに原因があっても責任はないと、TEPCOのモトオカという人から、回答がありました。
まさにこのようにサバイバルを世渡りしている訳です。
そして、一九さんから、二三に今は変わったという経緯があります。
理解をしてほしい訳では、ないのですが、ぎりぎりというか エッジの綱渡りを自己責任でやっているという事です。
そこで、銀塩を続けている同業者も、このBlogを見て下さっているようですので、銀塩を続ける為に少しでも有益
な情報と思う事を、ひとつずつ、ランプソケットのような事を書いてゆく場にします。
参考になるヒントになればいいと考えますので、そんなこと自分は分かっているよ!という突っ込み入れたくなるでしょうが?
そんなコーナーをくわえます。名前は決まっていませんが、銀塩魂ですかね?
タイトルの年度末のラストチャンスというのは、消耗品にばらつきはあるものの、4/1から18倍に値上がりする
という情報です。
何たって、在庫0になりましたネガマスクの35mmのネガを送るスクイーズローラーを造ってもらったら、大凡1個30万円という世界です。
今日の『忘れまじ東北』は
『忘れまじ東北・宮古』