銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

Kodakに何が起きているのだろう?

2012.9.21

Kodakのその後の情報で、Twitterでささやかれている情報ですが、来年2013年の8月までは、

印画紙の製造はするという会社内部の社員からの情報がありましたが、

ここにきて、日本流の会社更生法入りになった世界最大のフィルムメーカーであるKodakが

その担当者が雑誌のインタビューで、数社からオファーがきていると答えているようです。

一社は、フィルムメーカーであるとも明かしております。

以下確認ができます。

Kodak in active discussions to sell its film business – British Journal of Photography

富士フィルムの80年間の映画フィルム製造から手を引くという発表と何かの関係性があるかは知りませんが、

1位と2位の関係ですから、衰退するマーケットとして見る場合と、映画フィルム業界の出来事としては、

ただ2位が止めるという、意味合いだけではないような気がしますが、、、

プリントをするときは、印画紙のサイズとその方向性でプリントサイズも決まります。

横焼きでLサイズ(8.9cm×12,7cm)ですと縦では、2L,,2LW,パノラマB(P-AB),

長巻きのネガを焼く場合、横焼きは右から左方向に焼いてゆきます。縦焼きの場合は下から上へ焼いてゆきます。

横焼きの場合は、アクリルのL字型のポケットのようなものの中に、一時収納されます。直ぐまた取り出しますが、

縦焼きは、その点収納容器はないので、ネガは裸の状態になります。

作業前は、濡れぞうきんに、マイペットで、拭くのですが、ネガマスクを90度方向にボブスレーのコースのような

形状の金属でネガの向きを変えます。

その黒い金属を、掃除していますから、汚れていない筈なのですが、ある薬品?をスプレーして拭くと茶色に布が

汚れます。マイペットでも落ちないものが、何故か茶色の汚れ状のものが、でてきます。

今回ばかりは、気になり出して止まらなくなって、部品取りの旭川QSS23の物も外し2台を徹底的に洗いました。

塗装の色落ちのように、乾いたときは、表面の塗装の黒が薄くなったように見えます。

プリント作業前に、スプレーして拭き取り作業しますとゴミ焼きには効果的です。

          ー銀塩写真を続ける為の『銀塩魂』ー

プリントする前に、アルカリ電解液で掃除をすると何故かゴミ焼きが少ない気がする。という物です。

静電気が起こりずらくなるのか?はたまた、単に掃除をしてるから、ゴミ焼きが少なくなるという関係性は不明ですが、何れにしろゴミ焼きが減るのは確かです。

常用の1台と2台とも、色が落ちます。マイペットでも落ちないものが、このアルカリ電解液で落ちるのです。

その後暗室で清掃しましたが、その後セットして作業前に掃除をしますと、やはりすす(タール)汚れのように

なりますので塗装が、アルカリ電解液で分解し落ちるようです。

数ヶ月前にヤフオクでゲットしたDCP760が到着した早々、薪ストーブのすす汚れが目立ちましたので、

そのアルカリ電解液で表面の汚れを落としました。

その様子を見ていた女性のスタッフが余りに、綺麗になるので、そのスプレーの洗剤は何ですか?

と聞かれました。

私は相当前から、関西のメーカーの物を使っておりますが、大創の物でも充分に煙草のニコチンなどの

汚れが落ちるのが秀逸です。

最近のニュースで北アメリカの海岸部に津波で流された物が漂着して、漂流物の下の方にアジアの

生物が、沢山生息していてそれがアメリカの生態系に影響を与えるということで、焼却処分にして

いる。という事のようです。

現在は、相互のNGOレベルの話し合いでやっているようですが、何れ、国レベルの経費負担

になったり、放射線レベル次第で、更なる請求書が回ってくる事になるようです。

今回の『忘れまじ東北』は

津波による火災で、多くの船が失われ、また解体などでリユースしたりしたようですが、

比較的津波被害が少なかった八戸の港に係留されていました。

船の解体業者も多いようです。

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