銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

銀塩写真はレンズで焼く、どんなレンズで、こんなレンズです。いつ見る、今でしょう。

2013.5.5

3年くらい前にヤフオクで、QSS2301型の2Bのズームレンズが長い事出品されていました。注意書きには、カビがあると言う事が書かれ、価格が当初5万円でヤフオクから消える最後は2.5万円でしした。そのあとはどうなったか?追跡はしませんでした。

その頃は、19型をつかっていました。23型にシフトはしようと思っておりましたが、まだ311以前だったので急激には変化しないだろうと思っていました。今後23型を購入した場合の事をイメージして注目をしていました。しかしカビがあると言う表記は購入動機を妨げる要因でした。

以前もこのBLOGでも触れましたが、メーカー系の基幹ラボには、QSS2301型のような銀塩写真プロセッサー自体がなく、デジタル仕上げになっています。リバーサルフィルムもネガフィルムもデジタル仕上げです。

あとは、手焼きで暗室内でカラーポケットのついた引伸し機で露光して、プロセッサーで処理をするしか、銀塩写真ではないのです。

銀塩写真にこだわる以上は、露光するという事、その印画紙とのインターフェイスは?やっぱり大変重要な選択です。分解図ですが、レンズ部分は外部製なので、一切の説明はありませんん。

f:id:sacano-hidetoshi_19:20130505181933j:image

レンズを載せるレンズアタッチメントという台座にレンズは載っているイメージです。コネクターや接点はそのレンズを載せる船のようなところに集中しています。

f:id:sacano-hidetoshi_19:20130505184912j:image

左側がアメリカ帰りのレンズで右側が120・220用のズームレンズです。何れだけズームレンズに凝縮されているかが分かるとおもいます。レンズボードの下の部分に倍くらいの大きさのレンズがあります。以下画像のみはり付けます。

f:id:sacano-hidetoshi_19:20130505184914j:image

f:id:sacano-hidetoshi_19:20130505184915j:image

f:id:sacano-hidetoshi_19:20130505184913j:image

f:id:sacano-hidetoshi_19:20130506101012j:image

3カ所穴があいていますので、黒いテープで目隠ししています。銀色部分のネジが重要で、輸送時とかキチンと締めておかなければいけません。フォーカスロックリングを取り付けネジで固定します。17年前で80万円以上していたと思います。記憶が曖昧で当時の税込みで130万円です。

f:id:sacano-hidetoshi_19:20130505184919j:image

QSS2301型ではこのように収まっています。

f:id:sacano-hidetoshi_19:20130506112051j:image

Nikonの非球面レンズの事が、わかりやすく表現されています。

http://www.nikon.co.jp/profile/technology/rd/core/optical/aspherical_lenses/index.htm

カテゴリー

最近の投稿

アーカイブ