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ーフィルムからの方が正統な真四角写真というご案内ー

2016.12.31

正月用の富士フイルムのTVコマーシャルがこの時期ひっきりなしに流れます。内容はデジカメの真四角写真でプリントができますというものです。

フィルムユーザーであれば、中判の6×6はネガ自体が正方形と言うことをご存知かと思います。更にセミ版の4×4というフィルムで。正方形のネガを使った2眼レフの可愛いカメラがあり、今でも人気があります。ベビーローライとかハッセルも中古で流通していますので、マニアには人気があります。フィルムもKodakフィルムを使った海外製フィルムも売られています。

2017年で製造から20年で人ならば20歳になる現役唯一のQSS23型の銀塩写真プリンターは、この4×4ネガからのアナログプリントも焼けますし、6×6は固定焦点レンズで89mm×89mmでLサイズの真四角写真をアナログプリントで今でも焼いています。

また35mmフィルムの中心部を24mm×24mmにトリミングして特殊レンズ(ワレット)で真四角写真をアナログプリントすることもできます。

もっとマニアックな話としては71年前頃に日本の戦後復興の代名詞になった豆カメラで14mm×14mmで真四角写真がマニアの間で流行りました。このサイズのネガもアナログプリントで焼くことができます。ここまで行きますと、ほとんどTV番組のクイズのネタ状態です。
自作のネガマスクで焼きますので、他店でアナログプリントをする物好きなお店は類を見ないでしょう。

では、その豆カメラのフィルムは調達できるのか?という疑問が湧くかもしれません。驚くことなかれ、田中商会というところが、製造販売 http://midgetfilm.com 販売しています。
当店でもカラー・B&Wフィルムを販売しております。

真四角写真と言いましても歴史がありネガサイズの小さな順に14mm×14mm
・35mm×35mm(24mm×24mm)・セミ判 40mm×40mm ・6×6判の種類全てのアナログプリントに対応しているのはアクティブスタジオのみになります。

今年もフィルムで撮ったら、アナログプリントのアクティブスタジオをお忘れなく。フィルムをデジタル化しないで銀塩写真に焼けるお店は、全国でも5店舗くらいです。

後の全国にある写真店ではフィルムをスキャナーでデジタル化してからその仮想データをデジ焼きしてプリントしています。ではフィルムで撮ってもどのくらい違うのかという違いを知りたい方は、銀塩体験ドットコムというWebサイト(http://ginentaiken.com)でご確認ください。

昭和生まれの方は、眼からウロコが落ちるかもしれませんので、注意してご覧ください。
新年ということで、長めのactive News になりました。