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QSS23型 銀塩写真プリンターで焼ける印画紙サイズにつきまして

2019.4.26

この度はQSS23型銀塩写真プリンターの故障では大変ご迷惑をお掛け致しました。お詫びいたします。さて、修理の状況はTwitterでお知らせさせて頂きましたが、現状は故障が発生した時と具体的には変わっていません。
結論的には35mmからLサイズ・KGサイズ・2Lサイズのプリントはできます。

35mm用レンズを動かすためのメインコントロール基板のICチップが故障したままです。代用として大きくて明るいブローニー用のレンズが3個ありそちらを使用して、35mmフィルムからの Lサイズ KGサイズ 2Lサイズをプリントしております。
ブローニーフィルムからの作業は従来通り可能です。固定焦点レンズからの35mm A3サイズハーフサイズネガからのA4サイズプリントも従来通りプリント可能です。
現況は35mmフィルムからの6切りワイド・4切りワイドetcの高倍率プリントができません。構図調整するためのズーミングしてからのプリントができません。

打開策として、海外南米で販売されているメインコントロール基板・中国にある同様の基板を求めるという方法も模索してゆきます。国内の基板も継続して探してゆきます。
ただ、今回のトラブルで何度も中古基板をインストールしている時も、反応が全くなくなる危機を数回起こしてしまいました。中古基板は何処にどのような不具合があり、他の使用している基板に変なデータを流し再起不能のリスクがあります。

基板の専門会社にすべての回路を検査してもらい検査後にテストするという方法がありますが膨大な費用と時間がかかります。
今使っているメインコントロール基板の17Bという基板の交換をする方法がありますが、修理ができないという会社とできるという会社があります。しかしプリンターを日常業務で使っていますので、代用がなく機械を止めている期間がどのくらいになるかもわかっておりません。見積もりのために基板を送らなければなりません。
一番良いのは、検査済みの保証付メインコントロール基板があれば、再インストールして復活させるという理想的な方法があります。その方法が機械の負荷が少なく最良の方法です。22年前のプリンターですから、全ての修理作業がリスクになることは確かな事です。今後も最良保方法を模索して解決してゆきたいと思います。長くなりましたが読んでいただきありがとうございます。