ニュース
ニュース一覧
2022.9.23
今回のクラウドファンディングでQSS23型の銀塩写真の露光部で印画紙にネガの影を露光する機能は充分認識していましたが、改めてプロセッサーの機能と意義を見直した時、活用出来る事があるのではないか?という事を考えました。
偶に印画紙詰まりが起きた時に、プロセッサーの途中から印画紙を入れたりして、急場をしのぐ事はやってきました。
1番は現像2番は脱銀・定着3~7番は水洗で7番からは水から上がって乾燥工程に入りベルトコンベアーからトレイに分けられます。
大きく分けると、
・1番は現像2番は脱銀・定着なのでアナログ引き伸ばし機で露光をした印画紙をコンストのリーダーに入れて利用することが可能。
・3番以降は3~7番が水洗として活用が可能。
・7番からは水から上がって乾燥工程なので6番から入れると乾燥で活用できる。
ネガカラーのアナログ引き伸ばし機で露光してから、リーダーに入れると乾燥してプリントが仕上がるという活用方法があります。1番から利用可能
B&Wの水洗まで終えて濡れた印画紙を3番以降に入れると乾燥してプリントが仕上がる工程で利用可能
以上の様なプロセッサーの機能と役割をアナログのネガカラーとB&Wの水洗で改めて整理しました。
2022.9.22
プロセッサーの2番の役割は多岐にわたり、現像の停止・定着・脱銀・硬膜して次の水洗に回ります。その工程の中で澱の様なものが製造から25年目ですから、徐々に沈殿したりして銀の成分が徐々に金属の様に変わってしまったとか?DCポンプに負荷をかけるということは容易に推測できます。
プリンターを開いてみないと分かりませんが、パーツリストではDCポンプと記載が在るだけで、詳細は書かれていません。明らかに升が25Lと15Lでは違うモーターを取り付けているかもしれません。
水洗いしてどこまで薬液が除去できるのか?パイプを用意したり、準備もしないといけませんね。
循環のDCポンプと廃液用のポンプでは役割も大きさも違うので、その確認と水ではないので、その対策が相当難儀です。慌てずにやる様にしますか?今まで通り、ギリギリまでブレーカーのON・OFFで凌いでいる訳ですから。
2022.9.21
わたしは沢山の時間を銀塩寫眞に人1倍費やしてきました。商品化されたのは、特許申請しましたアクティブフィルムだけです。力不足で完成形であるはずの4×5の具体的商品は未完成です。
銀塩寫眞を楽しむという意味では、どれも楽しい商品になるという確信はありますが、現状では難しい状態です。
camp-fire後半では、アナログの引き伸ばし機とQSS-2301型プロセッサーの改造とコンストリーダー製作で新しいプリントの楽しみを提案させていただきました。私が10歳で寫眞を父から教わった時は、窓枠に毛布を釘で打ち付け、部屋をにわか暗室にして物置から引き伸ばし機を取り出し暗室作業を教わりました。それが楽しかった記憶として仕事にまでして仕舞うとは思っても見ませんでした。
さて、暗室作業のストレスになることは現像液の管理やら、周辺を汚してしまう冬場は水仕事で辛いetcの負のイメージがあります。
しかしQSS23型のプロセッサーを利用する事によって解放されますし、露光済みの印画紙をコンストプレートに入れる作業まで暗室でセットする事によって4分くらいで綺麗に乾燥して出てくるのです。
QSS-2301型プロセッサーは正確に現像液管理・薬液処理時間・水洗・乾燥が正確で一定の基準になるので、よしんば、早めに潜像が出てきたとか、遅いとか?それらの基準になります。使うフィルターの基準にもなります。
願わくは、A3のコンストリーダーを出来るだけ費用がかからないように、3Dプリンターで作れないものだろうか?と考える次第です。詳細は最近のこのNewsページをご覧ください。
camp-fireが後、9日が残るのみとなりました。
もしもプロセッサー天板のコンストリーダーの入り口のサイズを広げる加工をしてA3サイズまで広げるケース・スタデイが出来た場合、全国数千の写真店の miniLab にも集客とアナログ寫眞好きのお客様との交流のきっかけ作りになるのではないかと考えています。ご支援よろしくお願い致します。
2022.9.13
持続可能な銀塩プリントの実現のためネクストゴール100万円を目指します!
おかげさまで、目標金額の50万円を達成しました。皆様のご支援心より感謝申し上げます。
新たなネクストゴールとして100万円に挑戦します。集まった資金をもとに、、、
・QSS-2301型プロセッサーの改造
プロセッサーの薬液と印画紙の調子を見る為の1日の大切な作業がコンストチェックになります。
従来2Lサイズの印画紙用のサイズにプロセッサーの天板が固定されていますので、その部分をA3用の印画紙が入るように加工して印画紙の幅を可変型にして手焼きプリントの薬液処理を処理する為の入り口として代用出来るようにします。
コントロールストリップをリアルにプリントしてみた(コンストにはフィルムと印画紙があります)
コントロールストリップをリアルにプリントしてみた
・銀塩写真ギャラリー&暗室の開設
店舗向の建屋2階を銀塩写真ギャラリーにします。1階部分は常設のカラー・B&Wの暗室にしたいと計画中です
・廃盤フォーマットに対応する新たなフィルム「アクティブフィルム」
従来廃盤で終了していたフィルムフォーマットに「アクティブフィルム」の方式を応用して果敢に画角のフィルム対応に挑みます。更に4×5フィルムホルダーにアップサイクルな加工をして新たな挑戦をします。
・親子の銀塩写真教室
様々な世代を越えた親子の銀塩写真教室として幅を広げてゆきたいと考えています。暗室作業やプリント更に
銀塩写真になったものから、次の展開まで企画します。更に広く深く・広げてゆく銀塩写真を目指します。
2022.9.4
クラウドファンディングを始めました理由は、、、
はじめにご挨拶この度 国内唯一稼働のQSS2301型(アナログ銀塩プリンター)が3週間故障しました。32年間小平市で銀塩写真店・スタジオを営んできました。稀有なこの機械は1997年製造で四半世紀経っている日本が誇るフィルムからの銀塩写真プリンターという写真製造機械です。印画紙にネガフィルムから露光する177年の写真の歴史的で伝統的な方法で写真を製造する自動機械です。20世紀にはQSS(ノーリツ鋼機)が、当時Kodakブランドで世界規模のシェアを誇っていました。
国内唯一稼働のQSS2301型がこの度レンズ部分の故障で、部品が払底し危機的状態に陥りました。今までは店内及び近隣にプロセッサーの場所を確保して部品取り1台と1/2台で運用してきましたが、この度の故障で調達部品が払底しました。製造メーカーの修理にも来て貰いましたが、それでも直りませんでした。朝から深夜まで3週間修理に没頭し時間を費やしました。その間は収入も途絶えました。
その反省を踏まえ今後の展開といたしまして新たな機械調達をするか?故障時の部品調達の安定確保や銀塩写真プリンターのバックアップ用に新たな部品取り機の確保をしなければならない。考えました。今後更なる存続の危機的事態に陥った場合でも部品の確保が容易です。故障時の安定化の為にクラウドファンディングで、資金調達し、それが達成できましたら、関西から部品取り用のQSS2301型を移送して確保し、故障による機械停止の時間を最小限に勤めようと考えました。神奈川の企業のQSS・B&W専用機は40年動いているプリンターも存在しております。
クラウドファンディングで資金調達が達成できましたら、ボランティア『銀塩写真の絆』や、後継者育成でアナログ銀塩写真の拠点づくりと銀塩写真の継続の充実をしたいと願っています。
2022.9.3
Camp-fire始めました。東京都小平市、アクティブスタジオです。フィルムをデジタル化せず、アナログのままプリントするミニラボ機QSS-23型で「アナログプリント」を続けていましたが、連続化する機械の故障、部品の払底etcでやむなくCamp-fire始めました。展望などをこちらに書き込みます。締め切りまではこちらに情報をUPしてゆきます。アナログの写真は様々な説がありますが、177年の歴史の上にあります。国内唯一稼働のQSS23型の銀塩写真は諦めた時が『銀塩写真終了』の時になります。
2022.8.30
B&WLabから今後の各種依頼に関してのお願いが現場から届きましたのでご案内申し上げます。
容器やパトローネ、箱などの返却を希望される場合の返信方法は、他の送付指定があっても、
ゆうパックプラス(520円)を使用させていただきます。
黒いP缶に封入されていたり、アルミホイルでしっかり巻いてあったりと、生フィルムの状態で送付されますと、当方はこの状態ですと、トラブル&生フィルムと判断せざるを得ませんので、トラブルフィルムとしての割増料金(300円)を別途頂戴いたします。
また、パトローネ等返却手数料を(200円)頂戴いたしますことをご了承ください。
上記全てに抵触いたしますと、送料を含めますと1,070円通常料金に加算されます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
2022.8.30
お客様には多大なご心配とご迷惑ををおかけ致しました。唯一稼働の銀塩写真プリンターは完全復旧とはゆきませんでしたが、シロフチプリント以外のプリントは可能です。特許のアクティブフィルムに関わる印画紙マスクを利用する特殊なサイズのプリントも焼くことができません。別の方法でアプローチはしてみます。
製造から25年のプリンターで部品取り機械(QSS23型)の電子部品が払底して、今回のトラブルの引き金になりました。11年前に北海道の旭川市から部品取り機械(QSS23型)を運んで貰ったように、和歌山県・奈良県に行きもう一台部品取り機を調達したならば、今回のように3週間以上機械が止まることはないと考えています。近いうちに実行したいとも考えております。
この度の件では本当にご心配とご迷惑をおかけ致しました。アクティブスタジオ 店主 拝
2022.8.21
この度の長期の銀塩写真の機械故障では、ご迷惑をおかけ致しております。印画紙詰まりという障害で、すぐに復帰するつもりで日々修理をいたしておりますが長引いてご迷惑をおかけ致しております。只今の時間8/21の12:30です。今も機械の分解をしています。お客様には多大なご迷惑をおかけ致しております。順次作業しますので、もうしばらくお待ちくださいませ。店主 拝
2022.6.2
さて、数年の原材料の高騰及びコロナ禍で原材料・薬品・配送料の値上げがあり、従来までの価格維持ができなくなりました。この数ヶ月25年前の国内唯一稼働の銀塩写真プリンターの中古基板etcの値上がりもありまして限界をきたし、やむを得ず値上げをせざるを得ない状況になりました。お客様には大変ご迷惑をおかけすることになりますが、何卒ご理解とご協力の程お願い申しあげます。つきましては、2022年6月1日受注分以降販売価格の改定を実施させて頂きます。何卒宜しくお願い致します。
主な価格改定に関し、当店Webサイトが追いついておりません。鋭意改定してゆきますので、10%〜20%の幅での改定になりますので不明な点はお問い合わせください。現像料金−700円(税別)店頭注文Lサイズ50円(税別)郵送のLサイズ60円(税別)デジタルデータからのデジ焼きLサイズ40円 です。デジ焼きネガスキャンのCD-R化は価格を据え置かせて頂きます。外注のため送料を頂戴いたします。以上になります。