銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

銀塩写真製造機?

2013.10.10

以前使っておりましたQSFの430L3というフィルム現像機を使用しておりました。メーカーの方に以前、どのような理由でこの型番なのか?伺った事があります。それは処理可能なフィルムの数値をアルファベッドで表現しているというものです。Vは5種類のフォーマットのフィルムを処理出来るというものです。QSF-Vの30と50は処理能力の違いで、V-50は遅延装置を付けた機種まで売られ、増感現像も出来たそうです。恐らく5種類の処理能力は、今後世に出てくる事はないでしょう。何故ならQSFT-15の現行品のシリーズは35mm・APSまでしか処理出来ません。中判のカメラのフィルム120・220 現像の事は、捨ててかかったという結果なのでしょう。

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うちでは、QSF- V30という機械で現像しております。35mm・2Bのブロー二ー現像ができます。

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QSS2301型がプリント出来る範囲が書いてあります。A3小半切までプリントが出来ます。6×6の真四角写真も30.5mm×30.5mmまでうちではプリントが出来ます。その為にこの機械を選びました。

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この画像のQSS-26型はデジタル機が寡占してきている最後の銀塩写真の製造機です。6切りワイドまでしかプリント出来ない機械です。銀塩をやっているというラボで多いのはこの機械ではないでしょうか?使った事のあるオーナーに聞きしました所、レンズのフォーカス調整が面倒だけれど、丈夫な機械だよ。との事です。何故か新品のこの機械専用のズームレンズを持っております。ヤフオクに出品してみようかな?

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