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APSフィルムサイズのバリエーションプリントもどうぞ!

2012.6.8

昨年7月に富士フィルムはAPSフィルムを在庫限りで新規のフィルムは、今後製造しないと発表しました。

元々ネガマスクの構造も複雑で、磁気データも記録できたり、それなりに優秀なのですが、消耗品のパーツも多いですし、その消耗品の製造もメーカーは終了しております。持ち込まれるフィルムは、カブリのあるフィルムが多くなってきております。

その対策と致しましてAPSネガマスクも部品取り用に3台確保しております。

今でしたら、ハロゲン露光の銀塩写真のAPSプリントが、ご堪能頂けます。

小さい方から、L、HD、パノラマサイズ、2LHD、KGHD、6P、まで非デジタルの銀塩写真でQSS23型でしたらプリント出来ます。

デジタルでスキャニングしませんので、フィルムの持つ臨場感をお楽しみ頂けます。ほぼ35mmのハーフサイズのようなものですので、大きく伸ばしますと、ザラツキ感はありますがそれを受け止める心に余裕がありましたら、とても良いものです。

フィルムの在庫は、止めましたが、従来製造しておりました各メーカーのフィルムのアルゴリズムの保存データはありますので、アナログ印画紙で今のうちにプリントをしておくという保存方法をお勧め致します。

APSフィルムで保存する方法と、プリントで保存する方法を比較するのでしたら、銀塩写真のプリントで保存する事をお進め致します。

この調子ですと、いつまでAPSフィルムを動かすデバイスが完璧でいられるかの保証がありません。

フィルムメーカーが既に製造を止めている訳ですから、出来る限り撮影時の記憶色に近づけたいと作業しております。

撮影後速やかに現像する事もお勧め致します。時間が経ちますと、潜像のマゼンタ層から、電子的トラップが始まるとメーカーは以前発表しております。