銀塩写真のこと

当店の銀塩写真はこのようなプリンターで作られています

QSS V-30型というフィルム現像機でフィルムを現像しております。主に、35mmフィルム・120フィルムの現像が出来ます。

余談ですが、同メーカーでは、新型のフィルム現像機としましては、35mmフィルム専用現像機のみが、受注生産で販売されているだけです。

QSS-V30型でフィルム現像したフィルムを次の行程でQSS23型のペーパープロセッサーという引伸し機を自動化した機械現像処理して銀塩写真を作り出しております。フィルムにハロゲンランプで露光して、銀塩写真を作る機械です。

10年程前から、銀塩写真という定義が非常に曖昧になり、フィルムを一旦デジタル化するものまでが、銀塩写真と現在でも騙っているお店も数多くあります。富士フィルムは、フィルムをスキャナーという機械でデジタル化して出来たプリントを『銀写真』と呼んで区別しているようです。

現在、全国的にもQSS23型の同型機が非常に少なくなっています。
以下当時のQSS23型のカタログをご覧ください。恐らく、銀塩写真専用の最後のオートメーションのプロセッサーでしょう。