銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

人との繋がりが面白い

2010.8.26

10年ぶりでお見えになったお客様が、10年前同様にパスポート写真をとりにこられました。

元々、近所の美大で教えていましたが、全く見えなかったので、引っ越されたのかな?と思っておりました。

撮影後PCで画像データで処理する場合、パスポートサイズの顔の位置にカーソルを移動させると32mmの大きさに楕円の顔天地に出来るのですが、外形の楕円に顔のアウトラインがぴったりというのは初めてです。

地方の大学で学部長という事で出世しておられました。南伸坊さんのお顔のようなアウトラインです。南伸坊さんの事務所にお邪魔した時、私のはいていた5本指ソックスに痛く感動されました。25年前は珍しかったんです。これは余談です。

人間丸くなると、形状も丸くなるという事を改めて感じさせてもらいました。

人の繋がりというのは面白いもので、西郷隆盛の懐刀と言われていた村田新八のひ孫のお客さんがおります。

その方が雑学文化塾という講座を15年くらい続けております。市内在住の講師を呼んで二時間くらい話を聞くというものです。今度のゲストが坂本龍馬の郷土坂本家9代当主の坂本登さん(小平在住)です。歴史をひも解きますと、

村田新八は中岡慎太郎らと大村藩・平戸藩などを遊説し、馬関(下関)で坂本龍馬・伊藤博文らと会し、毛利公に謁見したのちに上京した。

凡そ143年前に2人が会っていてこの地でまた会うと言うのは、何かがあると言う訳ではありませんが、面白いと思います。フィクションの話題のNHKドラマは一度も見た事はありませんが、歴史は面白いですね。

昨夜、銀塩カメラに詳しい2名の技術者と話合いをしました。銀塩写真の絆に使うカメラの件でです。

最近まで使われておりましたフィルムカメラは、部品供給期限が7年過ぎますと、故障した場合、修理は期待しない方が良いだろう。

また、1960年代のオートフォーカス前のコンパクトカメラ、オリンパスPEN辺りが面白いのではないかという事です。(長く使う場合)またしてもオリPEN です。基本性能が良かったんですね。

今15台くらいコンパクトのフィルムカメラがあるのですが、ほとんど使い物にはなりません。銀塩写真の絆のカメラの事を考えなおさなければなりません。

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