銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

地球を救う神の手?

2009.3.28

300年前は地球の人口は6億人、現在凡そ66.6億人。江戸時代の生活とは言わないまでもリサイクルの知恵が生活にはあったようです。 

グリンスパンが言ったという100年に一度の経済危機。このことを発想の転換として、地球規模で環境を考える為のきっかけとし、環境情報を世界にそれぞれの国から発信し集約し環境負荷の軽減する為の方法を知らしめるシステムが国連にでも作るといいのにと思いますが、、、エントロピーの法則(熱力学の第二法則)を言い出すまでもなく地球で賄える人口の定員って?人口爆発と情報爆発の話しです。

3月10日に『デジタルアーカイブの現状と光ディスクの役割』という講演会があったそうです。

企業や官公庁など業務関係のデータを保存・管理するアーカイブがテーマです。公文書を中心とする様々な文書が手書きの頃に比べ情報量が膨大化する一方。保存できる情報量が上回る『情報爆発』という言葉が生まれつつある。

ブルーレイを中心とする光ディスクが保存とCO2削減に果たす役割。情報量が膨大化するとデータを管理する電力使用量が増えてしまい環境負荷が大きくなってしまう社会的問題点提起。

●記録の保存性では実績のマイクロフィルムが見直され(欧米)公文書等長期保存が求められる重要なデータはマイクロフィルムと光ディスクを併用する事が先進国の主流になりつつある。

●情報の長期保存媒体として優秀なのは紙。マイクロフィルム。ブルーレイ。

●デジカメや携帯に使われるフラシュメモリーは繰り返して使う場合の長寿命では△のメディアである。

先日もコンパクトフラッシュがとびました。

以前このBLOGでも紹介しました2008年国際フィルム・アーカイブ連盟で映画はフィルムで保存するのがコストでも安定性でも安全で懸命であると話しあわれた。新聞記事の見出しに万能でないデジタル とおどっていた。

右往左往、一辺倒、これは冷静ではないし,判断を誤ります。

フィルムを見直す動機づけになればと思います。偽装がしづらい点、保存性にも注目したいものです。

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