銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

クロスに冷ややかなつづき

2009.10.4

9月にKJI(ケイジェイイメージング)会社分割によるグループ事業統合のお知らせという案内が届きました。

KJIが日本ジャンボ(株)になると言う内容です。顔を表に出すということです。

KJIイメージング事業部としては窓口はかわらないようです。

富士フィルムがGF670・クラッセのfotonomaのサイトを作り製品の幅広い認知にご活用お願いいたします。というお知らせがきてました。

http://fotonoma.jp/filmcamera/index.html

クロス現像の続きです。

おもしろいと感じる感じ方は人により感じ方が違うように、失敗をおもしろいと感じる人がいます。感性と言ってしまえばそれまででしょうが、リスクと代償でそれらが極力少ない方が写真の場合は良いとおもいます。失った時間は取り戻せない。

フィルム代、現像代⇒失敗では取り返しがつかない。資源の無駄、そして、業者の利益は少しあっても現像機の中は多かれ少なかれ影響がでて、処理量の少ない所はお奨めしないとまで、メーカーがいう程のリスクがある訳です。

沢山のフィルム現像機があり、影響が出ないと言い切れるだろうか?

ほとんどのきっちり標準現像をして貰いたいと言うお客さんが、クロス現像のフィルムと一緒に処理されていると知ったら、いい気持ちはしないだろう。専門店である以上、説明責任があるとおもうし、信頼感はクロスはしないという信頼感で醸成されると思う。

ハイアマチュアでとてもチャレンジャーなカメラウーマンのBLOGがあります。ナニワの薬品で数年前から沢山クロス現像を自己責任でトライしています。そこには前回紹介しておりますポジフィルムから出る青い染料の画像も紹介されております。

http://tukuchan.cocolog-nifty.com/blog/cat7847156/index.html

クロスの効果を銀写真としてやってみたいという事であれば、PC上で試す事をお奨めします。アドビ社のフォトショップにはクロスプロセス(RGB)として比較的簡単にやれます。

フォトショップの古いバージョンでも、似た事は可能です。写真店に発注する場合、ご自分の色見本付で注文すると失敗が無いでしょう。

また、他メーカーからも国内外数社がクロス現像に特化したPCソフトを販売しております。

分りやすいクロス現像ふうの解説が紹介されております。

http://xpro.2015.jp/digital/photoshop.html

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