銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

パーツも外観は似ていても、大きく変わっている。

2013.7.3

一見問題がなさそうに見えますが、全体に劣化しています。現像の液中ラックという、印画紙が流れるハンガーが7つありそれぞれに今回のスプロケットがあり、パーツ自体が無くなってきていますので、中古のスプロケットを探す事を検討しなければなりません。

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分解して見えてくるものがあります。

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スプロケットの中に、半球状のモノが向き合った状態になっております。

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圧力がかかった場合は適度に球体同士がスリップします。

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この形状は、QSS2301型から,比較的大きな印画紙を処理出来る大きな機械のQSS27型まで共通のスプロケットになります。その後QSS29型QSS3011型では白黒の2トーンになります。形状がそっくりですが、ギアの歯数が違っていて、残念ながら使い回しが出来ません。

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