銀塩写真のネガカラーのプリントの濃度（濃さ）についてご説明します。仮想データではなく本物の銀塩写真のプリントが出来るラボが絶滅危惧種の状態です。
当店（アクティブスタジオ）でプリントをご依頼されるお客様のなかで、Web注文で「濃く焼いてほしい」といお客様がいらっしゃいます。対面であれば試し焼きで調整も可能ですが、郵送で 一概に「濃く」と言われましても感覚的な幅がありますので、当店では見本写真を4段階ご用意致しました。
標準プリントはフィルムのアルゴリズムから設定して焼き手が濃度調整して焼いているプリントです。なかなか見本に適した写真がなかったのですが、今回ご用意しました 見本写真は望遠レンズで撮影して曇天でもやがかかっています。手前の人物の肌色、手前の戦車のディティールと遠景の緑の霞の具合・空気感がリアルに一枚のプリントにISO400のフィルムらしい階調が出ています。
NB-1からNB-4までの4段階ご用意致しました。
標準プリント以外は４クリック先の調整画面に入り、毎回指示に合わせて作業しなければなりません。作品作り・個展・オリジナルプリントetcにご利用下さい。 当店おまかせのお客様は標準でお焼き致します。 郵送のお客様で濃い味付けの写真がご希望の方はNB-何番と、ご注文提示書にお書き下さい。銀塩写真の奥深さを堪能して下さい。
ご利用されるお客様の環境によって、濃度やコントラスト、色味などの見え方に違いが生じます。あくまでも目安として判断して下さい。
