銀塩大好き(写真屋の銀塩写真通信)

近未来予想としての銀塩写真の存在

2009.3.20

3月5日発のA4の郵便物が着ましたN社国内営業部とあります。『省力機器修理価格改定について』というもので、APSフィルムを巻き戻したり、現像後、APSマガジンに戻す機器です。4種類の機器の修理価格が4月1日から価格改定になりパーツと作業料金を分離して

印刷されています。PET樹脂のパーツが使われてますので、それを交換しました.と言われればパーツ25000円+作業料2000円45000円になる。という知らせです。改定前25000円(パーツ代込)ですからそれでも高い感じがしていたにもかかわらずそこに更に値上げです。

世の中にミニラボがなかった時代は写真店が取次店でメーカー系列のラボでプリント1枚80円とか100円していた時代のイメージに戻そうという感覚なのでしょうか?ほとんど競争がなかった頃?なのでしょうか?

APSフィルムが別扱いでメーカーに発注するイメージになりそうな感じです。天然記念物ではなくどんどん、利用してなんぼのものです。このままだと暗雲には入り五里霧中の状態に突進してゆく感じです。

フィルムを紐と例えるとデジタルはディスクで皿でありさらに信号化してゆくと目には見えない、可視化されないで、光線との間にデータを信号化して挿み飛ばす様な事になるのでしょうか?

最近暗い話しが続いたのでフィルムの親和性を高める為の1つの方法。B&Wフィルムのパーフォレーションの所にバーコードを入れてはどうかという提案です。B&Wフィルムをもっとつかってもらう為にも管理しやすくなるし、カラーネガ現像(C-41,CN-16)するBW400とかXP-2との対比ができるし、バーコード管理が出来れば、デジタル化する場合にも利便性が上がります。

何故今までフィルムメーカーは入れなかったのかは分りません。例えば富士フィルムだとカラーネガの場合パーフォレーションの上下にバーコードが入っているので左右とか上下を入れ替えてプリントする時、非常に使い勝手がいいのです。しかしKODAKは片方のみなのです。以外に頭が固いよね。KODAKさんも上げていこうよ! デジタルでは麻痺して気がつかない、フィルムを使って目利きになろう!

カテゴリー

最近の投稿

アーカイブ